家族の一員になった、ワンちゃんのしつけについて、解説していきます。
犬は本来群れの中で生きる動物ですが、人間の家族も群れと考えています。
リーダーには忠誠を誓いますが、リーダーがいないと判断すれば自分がリーダーになろう とします。それが犬の本能です。
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その本能も充分理解し、群れのオキテを教えていくのが、「しつけ」 です。
あくまで 「しつけ」 は、犬が人間社会でも気持ちよく生きていくために教えることですから、愛情を持って接して下さいね。
■ しつけには一貫性を持ちましょう!
何が「良いこと」で何が「いけないこと」かには、 一貫性 をもたせましょう。
一貫した態度を犬は理解し、あなたがリーダーだと認識します。
同じ事を、時には叱り、時には叱られなかったりでは迷ってしまいます。
また、あなたの家族も同じ対応ができるように、家族でしっかり話し合いましょうね。
■ ほめ方や叱り方も同じ様に!
「ダメ」、「いけません」、「コラーッ」 など、家族によっていくつもの言葉を使ってしまっては、犬も理解するのに時間が掛かってしまいます。
いけない行動は「ダメ」。良い行動には、「良し!」 と使う言葉を家族間で決めれば、早く理解できるようになりますので、しっかりと統一しましょう。
■ 叱り過ぎには注意!
「しつけ」と言っても 厳しく、叱るのがしつけではありません。
叱り過ぎには注意しましょう。特に赤ちゃん犬はいたずらもします。
そんな時に叱ってばかりいると、萎縮(いしゅく)してしまって、飼い主に寄り付かなくなってしまうこともあります。
■ 性格もしっかり観察しながら!
人間と同じ様に、犬にも個性・性格がしっかりとあります。
「しつけ」と考えた場合、まずその子の性格をじっくりと観察することも大切です。
下記に少し例を上げてみますので、参考にして下さいね。
・ 警戒心が強く、臆病・・・気が弱くとても警戒心が強い。やさしく、とにかくほめて伸ばしましょうね。大声や暴力は厳禁です。
・ 積極的だが、自分勝手・・・あまり言う事を聞かないが、留守番も苦にしない。良いこと、悪いことをしっかり教えましょう。毅然とした態度で接して下さい。
・ 活発で外が大好き・・・いつも外に行こうとし、他の犬や人を追いかけようとする。活発な子にはたくさん運動をさせて落ち着かせましょう。気持ちが落ち着きます。
・ 人間大好き、他人にもすぐ寄って行く・・・人に飛び付いたり、いたずらばかりする。しっかりしつけが必要です。「おすわり」「待て」などしっかりをしっかり教えましょう。
このように、犬の個性も様々ですから、まず飼い主のあなたが性格を理解して、良い関係が築けるようにしてくださいね。
■ 「しつけ・芸をしっかりと!」 と思われている方は、、、
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