「老犬のトリミングは、今までと同じようにお願いしても良いのかな」や「シニア犬でも安心して預けられるトリミングサロンをどう選べば良いのだろう」と悩んでいませんか?
老犬になると、若いころよりも体力が落ちたり、長時間立っていることが負担になったりすることがあります。
そのため、トリミングをお願いするときは、料金や仕上がりだけでなく、ワンちゃんの体調や負担の少なさを見ながら選ぶことが大切です。
ここでは、老犬のトリミングで気をつけることや、負担を減らすトリミングサロン選びのポイントを分かりやすく解説します。
運営者より
この文章を書いている私は、
全国のトリミングサロンを地域から探せる「TOREDOG(トレドッグ)」を運営しています。
老犬のトリミングで不安を感じている飼い主さんが、安心してお店を見つけられるように、
サロン選びや事前に相談しておきたいことを分かりやすくお伝えします。
老犬のトリミングで大切なこと
老犬のトリミングでは、若いころと同じ感覚で考えないことが大切です。
若いころは問題なくできていたシャンプーやカットでも、年齢を重ねることで負担になる場合があります。
老犬になると、次のような変化が出ることがあります。
老犬に見られやすい変化
- 体力が落ちている
- 長時間立つのがつらい
- 足腰や関節に負担がかかりやすい
- 皮ふが弱くなっている
- 音や環境の変化に敏感になる
- 持病がある
- 疲れやすくなる
老犬のトリミングでは、きれいな仕上がりだけでなく、体への負担を減らすことが大切です。
特に、長時間のカットや、立ったままの作業が続く場合は、ワンちゃんにとって負担になることがあります。
不安がある場合は、予約前にトリミングサロンへ相談して、老犬でも対応できるか確認しておきましょう。
老犬でもトリミングは必要?
老犬になると、「もうあまり外に出ないし、トリミングは必要ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
でも、老犬でも清潔に過ごすためのお手入れは大切です。
毛が伸びたままになったり、毛玉ができたりすると、皮ふのトラブルにつながることがあります。
また、足裏の毛が伸びすぎると、床で滑りやすくなることもあります。
老犬でもお手入れは大切ですが、体調に合わせて無理のない範囲で行うことが大切です。
老犬のお手入れをする目的
- 毛玉を防ぐ
- 皮ふを清潔に保つ
- 爪が伸びすぎるのを防ぐ
- 足裏の毛を整えて滑りにくくする
- 耳や目元を清潔にする
- 汚れやにおいを減らす
- ワンちゃんが過ごしやすい状態にする
ただし、体調が悪いときに無理をしてトリミングをする必要はありません。
体調が不安定なときや、食欲がないとき、ぐったりしているときは、無理に連れて行かず、日程の変更を相談しましょう。
トリミング前に体調を確認する
老犬のトリミングでは、予約前や当日の体調確認がとても大切です。
若い犬よりも体調の変化が出やすいため、「いつもと少し違う」と感じたときは、無理をしない方が安心です。
いつもより元気がない場合や、歩き方がおかしい場合は、トリミングサロンへ連絡して相談しましょう。
トリミング前に確認したい体調
- 食欲はあるか
- 元気はあるか
- 下痢や嘔吐はないか
- 足腰に痛みはないか
- 呼吸が苦しそうではないか
- 皮ふに赤みやかゆみはないか
- 持病が悪化していないか
- いつもより疲れていないか
場合によっては、別の日に変更した方が良いこともあります。
ここがポイント
老犬の場合、いつもより元気がないと感じた日は、無理に連れて行かず、サロンに相談するのがおすすめです。
必要であれば、日程変更も考えましょう。
持病や通院歴は必ず伝える
老犬の場合、持病があったり、動物病院に通っていたりすることがあります。
そのような場合は、予約時に必ずトリミングサロンへ伝えておきましょう。
トリミングサロン側が事前に体調や病気のことを知っていれば、無理のないメニューを提案しやすくなります。
持病や通院歴がある場合は、予約時に必ずトリミングサロンへ伝えておきましょう。
伝えておきたい内容
- 心臓病
- 関節の痛み
- てんかん
- 皮ふ病
- 目や耳の病気
- ヘルニア
- 通院している病気
- 飲んでいる薬
- 過去にトリミング中に体調を崩したこと
- 動物病院から注意されていること
特に、心臓病やてんかん、ヘルニア、足腰の痛みなどがある場合は、トリミング中の体勢や時間にも気をつける必要があります。
不安がある場合は、先に動物病院へ相談してから、トリミングサロンへ問い合わせると安心です。
老犬に対応しているサロンを選ぶ
老犬のトリミングをお願いする場合は、老犬への対応に慣れているトリミングサロンを選ぶと安心です。
サロンによっては、老犬の受け入れ条件がある場合もあります。
また、体調や年齢によっては、対応が難しいこともあります。
老犬の場合は、料金よりも、体調に合わせて無理なく対応してくれるサロンかどうかを見ることが大切です。
予約前に確認しておきたいこと
- 老犬に対応しているか
- 休憩をはさめるか
- 短時間のメニューにできるか
- 立っている時間を短くできるか
- 体調に合わせて対応してくれるか
- 無理なカットをすすめないか
- 必要に応じて途中で中止できるか
- 持病がある犬でも相談できるか
安さだけで選ぶのではなく、ワンちゃんの状態に合わせて相談できるかを見ておきましょう。
問い合わせをしたときに、体調や年齢についてていねいに聞いてくれるサロンであれば、安心しやすくなります。
負担を減らすメニューの考え方
老犬のトリミングでは、「完璧な仕上がり」よりも「無理なく終えられること」を大切にした方が良い場合があります。
長時間の全身カットが負担になる場合は、必要な部分だけをお願いするのも1つの方法です。
老犬のトリミングでは、体調に合わせて、短時間のメニューや部分的なお手入れも相談してみましょう。
負担を減らすメニューの考え方
- 短時間で終わるメニューを選ぶ
- 全身カットではなく必要な部分だけお願いする
- シャンプーだけにする
- 爪切りや足裏カットだけお願いする
- 顔まわりやお尻まわりだけ整える
- 毛玉がひどい場合は無理にほどかない
- 体調によっては別日に分ける
毛玉がある場合でも、無理に長時間かけてほどくと、老犬にとって大きな負担になることがあります。
そのようなときは、トリミングサロンと相談して、ワンちゃんに負担が少ない方法を選びましょう。
ここがポイント
老犬のトリミングでは、「完璧な仕上がり」よりも「無理なく終えられること」を優先した方が安心です。
体調に合わせて、短時間のメニューや部分的なお手入れも相談してみましょう。
予約するときに伝えること
老犬のトリミングを予約するときは、ワンちゃんの情報をできるだけ具体的に伝えましょう。
特に、老犬であることや体調面で心配なことは、先に伝えておくことが大切です。
予約時には、老犬であることと、体調面で不安があることを先に伝えておきましょう。
予約時に伝えたい内容
- 犬種
- 年齢
- 体重
- 希望するメニュー
- 持病の有無
- 通院中かどうか
- 飲んでいる薬
- 足腰の状態
- 立っていられる時間
- 苦手な作業
- 過去のトリミングで困ったこと
- 体調面で心配なこと
「高齢ですが対応できますか?」と聞くだけでなく、持病や足腰の状態も伝えると、サロン側も判断しやすくなります。
また、長時間立っているのが苦手な場合や、疲れやすい場合は、そのことも伝えておくと安心です。
当日サロンに伝えること
予約時に伝えていても、当日の体調は改めて伝えるようにしましょう。
老犬は、日によって体調が変わることがあります。
前日は元気だったのに、当日は少し疲れているということもあります。
当日の体調は、必ずトリミング前に伝えておきましょう。
当日に伝えたい内容
- 今日の体調
- 食欲
- 足腰の状態
- 最近変わったこと
- 薬を飲んでいるか
- 触られると痛がる場所
- 疲れやすいこと
- 無理そうなら中止してほしいこと
たとえば、「今日は少し足を気にしています」や「最近、長く立つのがつらそうです」など、ちょっとしたことでも伝えておくと安心です。
トリミング中に無理そうな場合は、途中で中止してもらえるかも確認しておきましょう。
トリミング後に気をつけること
老犬は、トリミング後にいつもより疲れていることがあります。
シャンプーやカット、ドライヤーなどは、見た目以上に体力を使うことがあります。
帰宅後は、すぐに遊ばせたり、長く散歩に行ったりせず、ゆっくり休ませてあげましょう。
帰宅後に見ておきたいこと
- 疲れていないか
- ぐったりしていないか
- 食欲はあるか
- 歩き方に違和感はないか
- 呼吸が苦しそうではないか
- 皮ふをかゆがっていないか
- 痛がる場所はないか
少し疲れて眠るくらいであれば、静かに休ませて様子を見ましょう。
ただし、ぐったりしている、呼吸が苦しそう、歩き方がおかしい、食欲がないなど、いつもと違う様子がある場合は、トリミングサロンや動物病院に相談してください。
ここがポイント
老犬は、トリミング後にいつもより疲れていることがあります。
帰宅後は無理に遊ばせず、静かに休める時間を作ってあげましょう。
老犬のトリミングサロン選びで見たいポイント
老犬のトリミングサロンを選ぶときは、安心して相談できるお店かどうかを見ておきましょう。
若い犬よりも体調面に気をつける必要があるため、料金や場所だけで決めるのはおすすめできません。
老犬のサロン選びでは、安心して相談できることがとても大切です。
サロン選びで見たいポイント
- 老犬に対応しているか
- 事前相談がしやすいか
- 体調に合わせてくれるか
- 休憩をはさめるか
- 無理なメニューをすすめないか
- お迎え時間を柔軟に相談できるか
- 通いやすい場所にあるか
- 清潔感があるか
- 口コミや店舗情報を確認できるか
問い合わせをしたときに、年齢や体調についてていねいに聞いてくれるお店であれば、安心しやすくなります。
また、無理なメニューをすすめず、ワンちゃんの状態に合わせて提案してくれるサロンを選ぶと良いでしょう。
老犬のトリミング前チェックリスト
老犬をトリミングサロンに連れて行く前に、下記を確認しておきましょう。
老犬の場合は、事前の相談がとても大切です。
老犬のトリミング前チェックリスト
- □ 老犬に対応しているサロンか確認した
- □ 体調が安定している
- □ 持病や通院歴を伝えた
- □ 飲んでいる薬を伝えた
- □ 希望するメニューを伝えた
- □ 無理のない内容か相談した
- □ 休憩できるか確認した
- □ 当日の体調を伝える準備をした
- □ 帰宅後に休ませる時間を作る
- □ 気になることを事前に質問した
すべてを完璧にそろえる必要はありませんが、不安なことがあれば、予約前にトリミングサロンへ確認しておきましょう。
そのまま使える問い合わせ文
老犬のトリミングを問い合わせるときは、下記の文面を参考にしてみてください。
問い合わせでは、年齢、体重、持病、足腰の状態、希望するメニューを伝えると分かりやすいです。
問い合わせ文の例
はじめまして。
老犬のトリミングについてお問い合わせです。
〇〇犬、12歳、体重〇kgです。
シャンプーと足裏カット、爪切りをお願いできるか相談したいです。
足腰が少し弱く、長時間立っているのが苦手です。
持病として〇〇があり、現在通院しています。
老犬でも対応していただけますでしょうか。
また、休憩をはさみながらお願いすることはできますか。
よろしくお願いいたします。
このように、年齢、体重、持病、足腰の状態、希望するメニューを伝えると、トリミングサロン側も対応できるか判断しやすくなります。
不安なことは、最初の問い合わせ時にまとめて聞いておくと安心です。
老犬のトリミングでよくある不安
老犬のトリミングでは、不安を感じる飼い主さんも多いと思います。
無理にトリミングを進めるのではなく、ワンちゃんの体調を優先しながら考えることが大切です。
よくある不安
- 高齢でもトリミングできるか不安
- 途中で疲れないか心配
- 持病があっても大丈夫か不安
- 足腰に負担がかからないか心配
- どのメニューを選べば良いか分からない
このような不安がある場合は、予約前にトリミングサロンへ相談しましょう。
また、持病がある場合や、体調面に心配がある場合は、動物病院にも相談しておくと安心です。
よくある質問
老犬でもトリミングサロンを利用できますか?
対応できるかどうかは、サロンやワンちゃんの体調によって異なります。
予約前に、年齢や体調を伝えて相談しましょう。
老犬のトリミングで一番気をつけることは何ですか?
体への負担を減らすことです。
長時間のメニューや無理なカットを避け、体調に合わせて相談しましょう。
持病がある場合でもお願いできますか?
持病の内容や体調によって異なります。
予約前に必ずサロンへ伝え、必要であれば動物病院にも確認しましょう。
トリミング後に疲れている場合はどうすれば良いですか?
静かに休ませて様子を見ましょう。
ぐったりしている、呼吸が苦しそう、歩き方がおかしいなど気になる場合は、サロンや動物病院に相談してください。
老犬のトリミング頻度はどれくらいが良いですか?
犬種や毛の状態、体調によって異なります。
無理のない頻度を、トリミングサロンや動物病院と相談しながら決めると安心です。
まとめ
老犬のトリミングでは、見た目を整えることだけでなく、体への負担を減らすことが大切です。
予約前には、年齢、持病、体調、足腰の状態などをトリミングサロンへ伝えておきましょう。
また、無理なメニューではなく、短時間で終わるメニューや必要な部分だけのお手入れを相談するのも良い方法です。
ワンちゃんの体調を優先しながら、無理のない形でトリミングを利用していきましょう。
近くのトリミングサロンを探している方へ
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